2009年11月08日

Meissen(マイセン)

マイセン(Meisen)はドイツ・マイセン地方で生産される磁器。名実ともに西洋白磁の頂点に君臨する名窯。

東洋から伝わった白磁は、17世紀ごろの西洋社会では憧れの芸術品であったため、各国が競ってその製造開発に乗り出し、ザクセン王国のアウグスト強健王は錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを幽閉し、金(きん)を作るように命じた。

ベトガーは物理学者・数学者・哲学者エーレンフリート・ヴァルター・フォン・チルンハウスらの協力を得て、1709年にザクセン・フォークラント地方のアウエ鉱山のカオリンを原料とした白磁の製造に成功。アウグスト強健王はこれに大満足し、西洋磁器の歴史の幕が開けた。

その後、1710年にドレスデンに「王立ザクセン磁器工場」が設立され、硬質磁器製造の独占権が与えられた。

これが現在の「国立マイセン磁器製作所」の始まりである。

数ヵ月後に磁器工場は25km離れたエルベ川沿いのマイセン地方・アルブレヒト城の内部に移され、厳重に機密が保持された。

同年1月23日には「ザクセンでは今や東インドと同等の磁器の製造が可能になった」という布告が出ている。

また近年の研究では、チルンハウスは1704年に既に磁器の焼成に成功していたのではないかとも考えられている。

初期のマイセンのデザインは中国の五彩磁器や有田焼の影響を受けているが、1720〜1730年代に招かれた絵付師・ヘロルトらによってヨーロッパ的なロココ調の作品が主流になった。

マイセンの贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した二本の剣のトレードマークが1723年から用いられており、このマークは現在使われているトレードマークの中ではもっとも古くからあるものの一つとなっている。

ちなみに、刃や鍔の傾きなどは年代によって変化している。

過去から現代まで、国立マイセン磁器製作所で作られた作品は23万種類を越え、多くは人形、テーブルウェア、花瓶・ギフト、現代ものに大別されている。

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HERMES(エルメス)

エルメス (Hermes) はフランスの会社で、エルメス社が展開するファッションブランド、商標名のこと。

エルメス社は最初、馬具工房として創業したが、自動車の発展による馬車の衰退を予見し、鞄や財布などの皮革製品に事業を転換して成功した。

ロゴは馬具工房に由来するデュックとタイガー。デュックは四輪馬車で、タイガーは従者を指している。

主人が描かれていないのは「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です」という意味を込めているため。

エルメスのバッグにはケリー、バーキンといった、発注者ないし最初の所有者の名が付いたモデルが多く存在する。

比較的時代が新しいものでは、スーパーモデルのエル・マクファーソンが発注したエル、日本人男性が発注した大型旅行鞄マレット・タナカがある。

日本では女性の支持率が高いが、バッグなどでは男性からの支持も高く人気も絶大であり、特にフールトゥやエールラインは価格も手ごろなために定番バッグとして利用している人も多い。

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WEDGWOOD(ウェッジウッド)

ウェッジウッド(Wedgwood & Corporation Limited)はイギリスの陶磁器メーカーです。1759年、ジョサイア・ウェッジウッドによってに設立されました。

ロイヤルドルトン社と並ぶ世界最大級の陶磁器メーカーの一つで、主に高級食器を製造・販売しているが、アクセサリやタオル、テーブルクロスなども取り扱っている。

日本にはウォーターフォード・ウェッジウッド・ジャパンという子会社がある。

ウェッジウッド社の発展はイギリスの産業革命と時期が重なるため、新技術を導入して製造・運搬のコストを低減し、安価な商品を大量生産した事が要因だという見方がある。

しかし、最近の研究ではむしろ同業他社よりも高い価格で販売を行なっていた事が明らかになり、そのためのデザインやイメージによる差別化に成功したことが特徴だとされている。

ウェッジウッド社の発展には創業者のウェッジウッドが陶磁器の製作に優れていたことが大きな要因だが、高級品のデザインのための参考資料にも比較的大きな予算が当てられるなど、組織的にデザインの品質向上を図っていた。

これによって特に製造コストの高い装飾品部門において高い利益率を確保し、1798年の決算では装飾品部門が全体の支出に占める割合は24%だが、利潤に占める割合は43%に達していた。

しかし、在庫が増加した1771年の不況期には中流階級の需要開拓を狙って価格を引き下げるといった低価格戦略をとっていた時期もあった。

だが、その効果はあまり見られず、社長だったジョサイアは「上流階級は多少の価格差に関心がなく、中流階級の購入を促すには不十分だった」と結論付けている。

ジョサイア(一世)は、工場の地名をエトルリアとしただけでなく、オリジナルと異なる技法・材料で作られた作品に「ポートランドの壺」という同一名称を付けるなどして、意識的に古代ギリシャ・ローマのイメージを利用した。

また、技法の特許に際して「蝋画法」という命名をしているが、古代の技法と内容は全く別である。

この他、製品名についてもジャスパー(碧玉)、バサルト(玄武岩)など高級感のある名称を好んで使用している。

ウェッジウッドの名声は王室などの庇護によるところが大きいが、このような命名方針はそれをさらに強める役割を果たしたと考えられている。

WEDGWOOD(ウェッジウッド)
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